しょうゆは、ほぼ毎日使う調味料です。だからこそ、「どれを選べばいいの?」と迷ったことがある方も多いのではないでしょうか。
無添加の食生活を15年続けてきた私が、これから始める方に一番おすすめしているのが「調味料から変えてみる」ことです。この記事では、その中でも特に使う機会の多いしょうゆについて、私が実際に見ているポイントと、今使っているしょうゆを紹介します。
しょうゆに添加物が使われる理由
しょうゆは本来、大豆・小麦・食塩を原料に、麹の力で時間をかけて発酵・熟成させて作る調味料です。塩分が多く発酵食品でもあるため、もともと傷みにくいという特徴があります。
それでも、スーパーに並ぶしょうゆの原材料名を見ると、添加物が入っているものがあります。主な目的は次のとおりです。
- うま味を足す:調味料(アミノ酸等)
- 甘みを足す:甘味料(ステビア、甘草など)
- 色をそろえる:カラメル色素
- 日持ちをよくする:アルコール、保存料、ビタミンB1(開封後に表面にできる白い膜や、傷みを防ぐため)
- とろみをつける:増粘多糖類(刺身用や卵かけごはん用のしょうゆなど)
たとえば、ある濃口しょうゆのラベルには、次のような表示がありました。

原材料名のあとの「添加物:」の部分に、アルコール、調味料(アミノ酸)、酸味料、ビタミンB1が書かれています。
これらは、短い期間で、いつも同じ味と色のしょうゆを、手ごろな値段でたくさんの人に届けるための工夫です。食品添加物は、国が安全性を評価したうえで使用を認めているものです。
一方で、昔ながらの作り方なら、しょうゆは「大豆・小麦・食塩」だけで作ることができます。私の家では、素材そのものの味を大切にしたいので、原材料がシンプルなしょうゆを選んでいます。
私がラベルで見ている3つのポイント
しょうゆを選ぶとき、私はラベルの原材料名を見て、次の順番で考えています。
1番:添加物が入っていない・原材料が少ない
一番大切にしているのがここです。原材料名が「大豆・小麦・食塩」だけのように、短くシンプルなものを選びます。原材料名の中で「/(スラッシュ)」のあとに書かれているのが添加物なので、そこに何も書かれていないかを確認しています。
2番:有機(オーガニック)
次に見るのが、大豆や小麦が「有機」かどうかです。日本で「有機」や「オーガニック」と表示して売るには、国の基準である有機JASの認証が必要です。化学的に合成された農薬や肥料に頼らないことを基本に作られた原料が使われています。
3番:できれば国産
最後に、できれば国産の原料を選びたいと考えています。ただ、国産大豆は量が少なく、大豆全体の自給率は1割に満たないほどです。国産の有機大豆となると、さらに手に入りにくくなります。
海外産の有機大豆も、日本で「有機」と表示されている以上、有機JASと同じ基準を満たしたものです。そのため私は、「有機かどうか」を「国産かどうか」より優先しています。
原材料名の見方や、添加物の見分け方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。
→ 無添加歴15年の私が実践する「食品ラベルの見方」|添加物を見分ける5つのポイント
私の家で使っているしょうゆ
今、私の家で使っているのは、「トップバリュ グリーンアイ オーガニック 特選丸大豆しょうゆ」です。いつも、近くのマックスバリュかイオンで買っています。身近なスーパーで手に入るので、切らしてもすぐに買い足せるのが助かります。

ラベルの原材料名は、次のとおりです。

有機大豆(カナダ産又はアメリカ産)、有機小麦、食塩
原材料はこの3つだけ。添加物は入っていません。大豆と小麦は有機のもので、大豆の産地もラベルに書かれています。ボトルの正面には、国の基準を満たした有機食品であることを示す「有機JASマーク」も付いています。私の3つのポイントのうち、1番と2番を満たしているしょうゆです。
内容量は450mlで、値段は税込300円でした(2026年10月に購入したときの値段です。お店や時期によって変わることがあります)。
このしょうゆに変えてから、添加物が入っていないので、安心しておいしく食べられるようになりました。毎日使うものだからこそ、この安心感は大きいと感じています。
まとめ:しょうゆは「原材料」を見て選ぶ
- しょうゆは、本来「大豆・小麦・食塩」だけで作れる調味料
- 選ぶときの順番は、①添加物なし・原材料が少ない ②有機 ③できれば国産
- 身近なスーパーでも、原材料がシンプルなしょうゆは見つけられる
次の買い物では、ぜひしょうゆのラベルを裏返して、原材料名を見比べてみてください。調味料を変えることは、無添加の食生活を始める一番の近道です。
「減塩しょうゆや薄口しょうゆはどうなの?」という疑問や、わが家でのしょうゆとだしの使い分けは、こちらの記事で紹介しています。
→ わが家はしょうゆ1本だけ|濃口・薄口の違いと、だしで「しょうゆを減らす」使い分け
しょうゆの保存方法については、こちらの記事で紹介しています。
→ しょうゆは冷蔵庫?常温?|二重構造ボトルと「使い切れるサイズ」で選ぶ保存方法
無添加の食生活を無理なく続けるコツは、こちらの記事で紹介しています。
→ 無添加生活を無理なく続けるコツ|「高い」「お店がない」を乗り越えた15年の工夫
※この記事の内容は、運営者の家庭での体験と考えにもとづくものであり、特定の健康効果を保証するものではありません。商品の原材料や仕様は、購入時のラベルでご確認ください。


